1.風俗の誤解

  • 「風俗」という言葉が、怪しく分かりにくいものになっているのは、マスコミが社会の実態をよく把握しないままに「風俗店」と「性風俗店」をごちゃまぜに報道してきたためです。

    本来「風俗店」いわゆる「風俗営業店」というのは、料亭、料理店、喫茶店、バー、パチンコ・スロット店、麻雀店、ゲームセンターなどをひっくるめての総称でした。

    あなたがよく利用している飲食店やカフェだって「風俗営業店」だったのです。

    一方で「性風俗店」というのはソープランド、ファッションヘルス、ラブホテル、デリバリーヘルス、テレクラ、アダルト画像配信などエッチが絡んだお店の総称ですね。

    それがいつのまにか、こうした「性風俗店」のことを「フーゾク」と称するようになってしまいました。

    そのためにみんなの頭の中が混乱してしまったのですね。

    「風俗営業」と「フーゾク(性風俗)」は名前は似てますが異なるもので、法律的にもきちん分けられています。

    しかし、同じ「風俗営業店」仲間でありながら、一部料理店などは、自分の店がパチンコ・スロット店と同列にされているのは迷惑だと主張している人もいます。

    実に「風俗営業」というのは複雑な差別と偏見による不当な扱いを受けていたと言えます。

    誤解に追い打ちをかけたのが風俗営業を取り締まる「風営法」でした。

    この法律の影響で「性風俗」は一般の人にグレーなイメージを持たれてしまったのです。

    しかし、厳密に言うと風営法というのは、お店の営業方法、営業時間、営業場所などに一定の要件を設けているだけの法律であり、こういった職業を禁止している法律ではありません。

    また、風俗営業に関しては「適正に営業が行われれば、国民の健全な社交場や憩いの場となる施設」と認められているもので、あくまでその営業の「適正化」を目的とした法律なのです。

    決して禁止されている仕事をコソコソやっているわけではなく、「風俗営業店」も「性風俗店」も、法のもとに認められた店舗なのです。

    われわれは、お客様から喜ばれることに誇りと生きがいを持って堂々と働いています。